昭和40年代当時、片桐貞奏宗匠の呼びかけで、東京で複数の異なる会派であった石州流の社中がその傘下に入り、東京支部が発足されました。
初代支部長 袖山白美(其角堂派)
二代目支部長 宍戸紫雲(呉清水派)
三代目支部長 加藤宗恵(片桐貞奏門)
四代目支部長 熊埜御堂宗翆(林泉寺派、のち片桐貞奏門)
五代目支部長 三本松宗代(茶道石州流宗家)
六代目支部長 杉山宗芙(茶道石州流宗家)
現在、以下の社中で構成されています。
・杉山社中
・三本松社中
・下竹社中
・中村社中
・猪浦社中
各社中でお茶会を開催して、他の社中を招待したり、2年に1回、合同で初釜茶会を開催しています。
茶道石州流宗家 東京支部
江戸時代「剣は柳生、絵は狩野、茶は石州」と言われ、石州流は幕府御用達でした。愛宕山神社の前に屋敷を構えていた片桐石州は、江戸に滞在していた諸大名を茶席に招き、武家のたしなみとしての茶の湯を伝えました。その洗練された作法と精神は、全国へと広まり、広く親しまれるようになったと伝えられています。
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