2025年5月10日(土)、浅草にて、茶道石州流宗家 東京支部創立60周年記念祝賀会を開催いたしました。
記念茶会の前夜の祝賀会は、浅草ビューホテル28階の会場にて行われ、スカイツリーや浅草寺を望む東京らしい景色を楽しむことができました。
華やかな幕開けとして、江戸木遣り「聲の繪(こえのかい)」の皆さまに、神田祭でも歌われる木遣り唄をご披露いただきました。
東京支部長の杉山先生の開会の挨拶に続いて、貞明宗匠、全国支部長会長会 会長の山下先生より、あたたかい祝辞を賜りました。
全国支部長会長会 顧問の武藤先生に音頭をとって頂き、乾杯!
ここからは、美味しいお食事を囲みながら、和やかなひとときを過ごしました。
浅草ビューホテルのビュッフェは最近人気という噂どおり、美味しいお食事でした!
デザートの頃より、「東京支部の歩み」と題したスライドをナレーション付きでご覧いただきました。続いて、これまでのお茶会やお稽古の様子を振り返る、思い出の写真スライドショーを上映いたしました。懐かしい先生方のお姿に、思わず涙を浮かべる方もいらっしゃいました。
締めくくりは、全員で心をひとつに、関東一本締めにて会を終えました。
拙い司会で言葉に詰まる場面や、スライドがなかなか映らないというトラブルもございましたが、皆さまからは「とても良い会だった」とのお声を頂戴し、心より感謝申し上げます。
そして翌日、いよいよお茶会本番です。
茶道石州流宗家 東京支部
江戸時代「剣は柳生、絵は狩野、茶は石州」と言われ、石州流は幕府御用達でした。愛宕山神社の前に屋敷を構えていた片桐石州は、江戸に滞在していた諸大名を茶席に招き、武家のたしなみとしての茶の湯を伝えました。その洗練された作法と精神は、全国へと広まり、広く親しまれるようになったと伝えられています。
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